2003年08月08日(金) 19時05分
「被害者、途方に暮れている」=大和都市管財訴訟で第1回弁論−大阪地裁(時事通信)
経営破たんした抵当証券販売会社「大和都市管財」(大阪市)による巨額詐欺事件で、全国26都道府県の被害者537人が国を相手取り、計約30億8000万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、大阪地裁(山田知司裁判長)で開かれた。
弁論では原告を代表して中尾進さん(67)が「こんなでたらめな会社をなぜ国が認可したのか。被害者は老後の生活を考え途方に暮れているのに、国はまともに答えず、一片の責任すら感じていない」などと意見陳述した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030808-00000013-jij-soci