2003年08月07日(木) 20時58分
アマメシバで健康被害か 横浜の母娘「呼吸困難」(共同通信)
横浜市衛生局は7日、東南アジア原産の木「アマメシバ」を原料とした健康食品を摂取していた同市の母子から呼吸困難などの健康被害の届け出があり、厚生労働省に報告したと発表した。
厚労省は「2人の主治医によると、製品と発症との因果関係は分からない」としている。
市によると、50代の母親と20代の娘で、沖縄県の業者が販売した「よこださん家(ち)のあまめしば」を昨年9月から1日2、3回、ほぼ毎日飲んでいた。
母親は呼吸困難を感じ今年4月、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患と診断され約1カ月入院。娘も息切れするようになり5月に肺疾患、気管支ぜんそくと診断された。2人は現在通院中だが、症状は改善したという。
市は「情報が十分になく、健康被害の発生には体質や健康状態などが影響すると考えられる」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030807-00000192-kyodo-soci