2003年08月07日(木) 10時14分
錠剤型麻薬の押収過去最多 覚せい剤も昨年1年分並み(共同通信)
今年上半期のMDMAなどの錠剤型麻薬の押収量が30万錠を超え、過去最多だった昨年1年分を上回ったことが7日、警察庁のまとめで分かった。
MDMAは「エクスタシー」などと呼ばれ、幻覚や興奮作用があり、20代を中心にクラブやライブハウスなどで乱用されているとみられる。
錠剤型麻薬事件の摘発は168件で前年同期比29・2%増、押収量は30万642錠で前年同期の2.5倍近くに増加した。
一度に1000錠以上を押収した事件は14件。うち12件は空港での摘発で、いずれも欧州からの密輸だった。
覚せい剤の押収量は約430キロで、昨年1年間の押収量437キロにほぼ並んだ。警察庁は「中国、北朝鮮が2大ルートとみられ、引き続き洋上取引などを厳しく取り締まる」としている。(共同通信)
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