2003年08月07日(木) 11時04分
会員らに123万賠償命令 ヤマギシ脅迫訴訟(共同通信)
財産共有の農業共同体を実践する「ヤマギシズム生活実顕地調正機関」(津市)の退会者で「ヤマギシを考える全国ネットワーク」のメンバー4人が、ヤマギシの反対運動で脅迫を受けたとして、同機関やヤマギシの会員ら9人に計約750万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、津地裁であり、内田計一裁判長は会員らに計123万円の賠償を命じた。
判決によると、4人は1974年6月から81年11月ごろまで同機関に入会していたが、活動内容に疑問を感じ、88年9月までに全員退会。94年6月、同ネットワークを結成し、機関紙発行などで反対運動を始めると、ヤマギシの会員らは95年1月から5月にかけて、反対運動をやめさせるため4人の自宅などに押しかけた。
ヤマギシ側は「脅迫は一切なく、話し合いを呼び掛けただけだ」などと反論していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030807-00000080-kyodo-soci