悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
肉親を装って電話をかける「おれおれ詐欺」事件で、詐欺罪に問われたグループ7人の初公判が7日、東京地裁であった。ヤミ金融会社の元店長・多田祐一郎被告(21)ら7人とも起訴事実を認めた。
起訴状や検察側の冒頭陳述などによると、多田被告らは4月21日、東京都内の女性(59)に6回にわたり電話をかけ、息子を装って「もしもし、アキラだけど。会社の車で交通事故を起こした。相手の車の修理費だけでいいので入金して」「見積もりに見落としがあって、タイヤ交換をしなければならない」「新車に買い替えなければいけない」などとうそを言い、同日中に計371万円を入金させたとされる。
グループは3月下旬ごろから、適当に電話をかけて「もしもし、おれだけど」と言い、相手が息子や孫の名前を呼べば「そうだよ」と返事をしてなりすまし、交通事故の修理代や示談金の名目でだまし取る行為を繰り返していたという。
(08/07 11:20)