2003年08月06日(水) 20時53分
<ローソン>個人情報流出は業務委託先の可能性(毎日新聞)
大手コンビニエンスストアのローソンは6日、同社会員カードの会員56万人分の個人情報が流出した問題で、社内調査委員会(委員長、高井康行弁護士)の調査結果を発表した。それによると、個人情報は業務委託先のシステム開発運用会社、アイ・ティ・フロンティア(本社・東京都中央区)のコンピューター2台から抜き取られた可能性が極めて高く、ローソンの社員は問題のコンピューターにアクセスできなかったという。
ローソンは「個人情報を抜き取った人物はある程度絞られたが、民間の調査では特定できず、警視庁と相談している」と説明した。ローソンは窃盗や不正アクセス防止法違反、偽計業務妨害の容疑で告訴することを検討している。
また、ローソンは個人情報流出でカード会員に迷惑をかけたとして、新浪剛史社長を10%減給3カ月としたのをはじめ役員中心に計5人の社内処分を決めたことも明らかにした。 【松田真】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030807-00000050-mai-soci