2003年08月06日(水) 14時46分
偽造パスポート持つだけで御用、罰則強化へ法改正(読売新聞)
政府は6日、偽変造された日本の不正旅券(パスポート)が海外でテロリストに悪用されたり、日本への不法入国に使われたりするのを防ぐため、旅券不正取得の罰則強化などを盛り込んだ旅券法改正案を、2005年の通常国会に提出する方針を固めた。
申請書類に虚偽の記載をして旅券の交付を受けた場合や、他人名義の旅券を使用した場合は「3年以下の懲役または30万円以下の罰金」と規定している旅券法23条を改正し、罰則を「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」に引き上げ、未遂罪にも適用する。
さらに、銃器や覚せい剤などと同様に、不正旅券は行使しなくても所持しているだけで処罰できる「不正旅券所持罪」を新設し、「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」を科す。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030806-00000104-yom-pol