2003年08月05日(火) 20時50分
販売相手、実は女性捜査員 警視庁、勘違いのダフ屋を逮捕(共同通信)
サッカーのスペイン1部リーグの強豪、レアル・マドリードの国際親善試合の入場券を、女性捜査員と知らずに転売しようとしたなどとして、警視庁生活安全特捜隊は5日、東京都迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)の現行犯で、東京都北区、暴力団組長松本英雄容疑者(56)ら2人を逮捕した。
調べでは、2人は5日午後、国立競技場近くの路上で、ほかの観客から1枚1000円で買った定価4500円の自由席入場券を、ダフ屋警戒中の女性捜査員らに1枚1万5000円で転売しようとしたなどの疑い。
捜査員が手をつかんで逮捕しようとすると、松本容疑者は、相手が感動したと勘違いし「そんなにつかまなくてもいいよ」と返答。
いつまでも手を放さないのを不審がり、捜査員と知ると「女刑事と名乗らずにずるいよ」と言って逮捕されたという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030805-00000189-kyodo-soci