2003年08月05日(火) 19時11分
ペットへの医療ミス認める 獣医師側に8万円賠償命令(共同通信)
ペットのプレーリードッグが死亡したのは動物病院の誤診が原因として、京都市北区の男性が同市右京区の動物病院と経営者の獣医師に、慰謝料など約100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5日、京都地裁であった。
松本久裁判官は「原告はプレーリードッグを家族の一員同様に飼育し、回復を期待していた。獣医師が適切な検査をしていれば、延命の可能性があった」として、病院側に慰謝料など計8万円の支払いを命じた。
獣医師のペットに対する医療ミスを認め、賠償を命じた判決は珍しい。
判決によると、男性は2000年9月、プレーリードッグが息苦しい様子だったので動物病院で診察を受けさせた。獣医師は治療に当たったが、約3週間後に死んだ。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030805-00000159-kyodo-soci