2003年08月05日(火) 00時00分
神栖ヒ素 43倍地区住民(朝日新聞・)
■早期の調査着手 町長らに要望
神栖町の有機ヒ素汚染問題で、環境基準の最高43倍のヒ素が検出された井戸を使っていた住民らでつくる「旧日本軍毒ガス汚染被害者協議会」代表の池田三富郎さんら15人が4日、神栖町役場で岡野敬四郎町長ら町幹部と面談した。協議会設立の趣旨を説明し、450倍のヒ素検出井戸周辺と同様に、早期の調査着手などを要望した。
■拡大地域でもレーダー探査
神栖町木崎地区の有機ヒ素汚染で、環境省による原因調査のための第2次調査が4日から本格化した。新たに拡大した調査範囲を対象に、まず地表面のレーダー探査などをした。
第1次調査では、環境基準の450倍の高濃度のヒ素を検出した井戸の近辺に汚染源がある可能性が高まった。今回は前回調査範囲の外側に新たに観測井戸6本を掘り、地下水の流れや深さなどを分析し、汚染源の位置の絞り込みをめざす。
(8/5)
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6146
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