2003年08月05日(火) 00時00分
東京のヤミ金業者に執行猶予判決(朝日新聞・)
青森地裁 法外な金利で金を貸し付けたとして、出資法違反の罪に問われた東京都新宿区新宿2丁目の貸金業「大樹」経営安斉浩樹被告(22)に対する判決公判が4日、青森地裁であり、高原章裁判官は「貸金業をやめて地道に生きる決心をしている」などとして、懲役1年6カ月執行猶予3年、罰金80万円(求刑懲役1年6カ月罰金100万円)の判決を言い渡した。
判決によると、安斉被告は昨年10月〜今年3月ごろの間に、弘前市内の女性ら4人に計31万円を貸し、法定限度の利息計8594円を大幅に超える計97万6千円を受け取った。公判で同被告の管理口座に5億円を超える入金があったことが明らかになったが、高原裁判官は「出資金やノウハウについてあいまいな供述を繰り返し、刑事責任は重い」と指摘するにとどめた。
(8/5)
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=4983
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