2003年08月05日(火) 11時54分
ネットオークション出品者の気軽な「違法コピー」を防ぐには?(japan.internet.com)
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会 (ACCS)は2003年8月4日、インターネットでの海賊版ソフトウェア流通対策として、7月末から、インターネットオークションのソフトウェア出品者に対し、著作権に関する注意を喚起するメッセージを直接送付する活動を開始した、と発表した。
ACCS の調査によると、ネットオークションで海賊版を販売することによる著作権侵害行為が顕著で、ACCS 会員会社のソフトウェア関連では、海賊版ソフトの売上で生活費を稼いでいた
事例 (2003年7月18日)、海賊版 CAD ソフトを1,000万円以上販売していた
事例 (2003年7月14日)、海外の海賊版アニメーション DVD を販売していた
事例 (2003年2月4日)など、今年に入ってすでに9件が刑事摘発されている(2002年は2件)。
ACCS では、ネットオークションを利用した著作権侵害は、一般ユーザーの「気軽」な行為によるものも少なくないと推測、著作権侵害行為を予防するため、ネットオークション出品者に対する啓発活動としてソフトウェア出品ユーザーに直接メッセージを送付、著作権侵害に関する説明を掲載しているホームページを閲覧してもらうことにしたそうである。
なお、メッセージの送付先は、ソフトウェアの出品数が多いオークションサイトを初期の対象とし、まず、「Yahoo!オークション」のソフトウェア出品者から始める。
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