2003年08月05日(火) 09時58分
[セキュリティ]イーフロンティア、8月5日〜8月10日の要注意ウイルス(BCN)
イーフロンティアは、今後1週間で発病する可能性の高い要注意のウイルス情報を発表した。同社のウイルス対策ソフト「ウイルスキラー」では、最新バージョン「15.47」で対応している。
◆「Worm.Randex.C」(危険度=★★★☆☆)・・・ウイルスタイプ:ワーム。感染対象となるシステム:WindowsNT4.0/2000/XP。Worm.Randexの亜種。以前のバージョンと比較してウイルス駆除を避けるため、IPアドレスを変更する機能が追加されている。このウイルスに感染すると、システム上に3つのバックドアを作成し、攻撃者による遠隔操作が行われる。
◆「Js.Fortnight.c.s」(危険度=★★★☆☆)・・・ウイルスタイプ:スクリプト型ウイルス。感染対象となるシステム: Windows95/98/Me/NT4.0/2000/XP。このウイルスに感染すると、メールを送信する際にメールに特定の署名が添付される。この署名はウイルスに感染するための機能が搭載されており、この署名を使用して感染を拡大する。
◆「Harm.WinFun」(危険度=★★★☆☆)・・・ウイルスタイプ:トロイの木馬。感染対象となるシステム:Windows 95/98/Me/NT4.0./2000/XP。このウイルスに感染すると、Win9x系のOSの場合、explorerを改変し、システムを操作できなくする。WinNT系のOSの場合、システムを起動させるための設定ファイルを削除し、システムを正常に起動できなくする。
詳細
イーフロンティア
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