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神奈川県平塚市内で先月発生したひき逃げ事件で、神奈川県警平塚署は5日、被害者がカメラ付き携帯電話で撮った逃走車両のナンバーを元に、同市長持、運転手、判治(はんじ)浩稔容疑者(29)を業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
調べでは、判治容疑者は先月28日午前4時15分ごろ、乗用車で平塚市長持のコンビニエンスストア駐車場から県道に出た際、近くに住む内装業の男性(52)の自転車と接触。左腕に1週間のけがを負わせて逃げた疑い。
男性は転倒した際、カメラ付き携帯電話で走り去る車の後部ナンバーを撮影。数字などすべてが鮮明に写っており、乗用車の持ち主の判治容疑者が浮かんだ。男性は自転車のライトのほかに、明かりとしてカメラ付き携帯電話を持っており、とっさにシャッターを切ったという。同署は「同様の例は聞いたことがない」としている。【山西禎宏】
[毎日新聞8月5日] ( 2003-08-05-22:54 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030806k0000m040139000c.html