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中国産ウナギ加工品から合成抗菌剤が相次ぎ検出された問題で、厚生労働省は4日、輸入時の検査を強化したこの1カ月間に新たに25件の違反が見つかったと発表した。同省は都道府県に対し、検査強化前に輸入した分の自主検査を業者に指導するよう通知した。
食品衛生法では合成抗菌剤や抗生物質は検出されてはならないことになっており、2件の違反を受けて厚労省は7月3日、すべてのかば焼きや白焼きの輸入について、業者に検査を命じた。以後輸入された245件2964トンのうち、1割にあたる25件299トンで合成抗菌剤エンロフロキサシンが検出された。
同省が中国政府に対応を要請したところ、7月24日から加工品の輸出を見合わせ、検査体制を整備して合格品のみ輸出するなどと報告があったという。(08/04 22:15)