2003年08月04日(月) 19時55分
アマメシバで重症気管支炎 国内1例、台湾では死者も(共同通信)
厚生労働省は4日、東南アジア原産の木「アマメシバ」の新芽を粉末状にした健康食品により、重症の気管支炎を発症したとみられる例が鹿児島市から1件報告された、と発表した。
アマメシバの健康被害の報告は国内初だが、台湾で過去に死者を含む多数の被害があり、厚労省新開発食品保健対策室は「同様の症状がある人は保健所に連絡を」と呼び掛けている。
発症したのは鹿児島県内の40代の女性で、昨年12月から沖縄県の業者が販売する粉末「よこださん家のあまめしば」を1日4回服用していた。
今年2月ごろから息切れするようになり、「閉塞(へいそく)性細気管支炎」と診断された。
アマメシバは国内では近年、沖縄を中心に生産され、「ダイエットや便秘に効果がある」と宣伝する錠剤や粉末がインターネット上に流通している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030804-00000113-kyodo-soci