2003年08月04日(月) 18時09分
会員の好みで作り分け JCB、情報紙で試験実施(共同通信)
クレジットカード最大手のジェーシービー(JCB)は、会員1人1人の好みや趣味に合ったダイレクトメールを送るサービスを10月から一部地域対象に始める。カードの利用率アップにつなげる狙いで、成果が出れば全国へ広げる方針だ。
カード会社の多くは毎月、利用明細書に加えて旅行、飲食店、イベントを紹介する情報紙を会員へ送っている。JCBは、10月末に山口県と九州・沖縄地区の会員約33万人に発送する分から、1人1人に対して紹介する店、商品を変える。
同社は、会員の利用状況から「流行に敏感」などとタイプを分析し、好みに合いそうな情報を選ぶシステムを開発。情報内容を充実させるためJTBやちけっとぴあ九州(福岡市)などと提携して「理論上は800万通り以上を作り分けられるようにした」(JCB)という。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030804-00000082-kyodo-soci