2003年08月04日(月) 17時47分
毒ガスホットライン開設 市民団体、情報収集へ(共同通信)
旧日本軍の毒ガスが原因とみられる被害や毒ガスの発見が茨城県や神奈川県などで相次いだ問題で、被害や廃棄の真相を市民の手で解明しようと、市民団体が13−15日の3日間、「旧軍毒ガス情報ホットライン」を設置し情報収集に乗り出す。
設置するのは毒ガス被害など戦後補償問題に取り組んできた「中国人戦争被害者の要求を支える会」(事務局・東京)。
国内各地に埋設・廃棄された毒ガスをめぐっては、環境省が地方自治体を通じて各地の資料、新聞記事、関係者の調査を進めている。
同会はこの動きを機に「日本人の責務として中国など国外での実態についても調べたい。被害を受けた人も掘り起こしたい」と企画した。
3日間とも午前10時から午後3時まで。電話03(5396)6067、ファクス03(5396)6068。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030804-00000079-kyodo-soci