悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
オウム真理教元代表・松本智津夫(麻原彰晃)被告(48)の次女(22)と三女(20)が「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社(東京都)に2300万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。前田順司裁判長は名誉棄損の成立を認め、130万円の支払いと謝罪広告の掲載を同社に命じた。
問題となったのは、02年5月30日号の「被害者補償を忘れた麻原三女『アーチャリー』のカナダ大名旅行」の記事。判決は「カナダに行ったことを除けばほとんどの記述が真実でない。取材は極めてずさんで無責任だ」と述べた。
週刊新潮編集部は「承服しがたい。木を見て森を見ない判決だ」とコメントした。(08/01 19:03)