2003年07月31日(木) 00時00分
にせ水道局員にご注意/倉敷で相次ぐ(朝日新聞・)
水道局員を装って浄水器を売りつけたりする詐欺まがいの行為が、倉敷市内で相次いでいる。7月になって同市水道局に少なくとも9件の苦情や問い合わせが寄せられているという。水道局は「うちが浄水器を販売するようなことはない」と注意を呼びかけている。
水道総務課によると、7月7日には同市福田町浦田のアパートを男が訪問。「水道局から来た。最近、この地区で濁り水やにおいで苦情が多発している。蛇口の検査をしたい」と上がり込み「浄水器を付けた方がいい」と薦めた上で書類に印鑑を押すよう持ちかけた。断ると、脅しまがいの言葉を浴びせたという。
また、同月15日には同市浜ノ茶屋で「水道局訪問者」の名札を付けた男が店先の電気メーターなどを調べるようなそぶりを見せ、不審に思った市民が水道局に通報した。
同課は「水道局は利用者の依頼がない限り水質検査はしていないし、浄水器の販売もしておらず、こういったことを業者に委託もしていない。毎年、地区を決めて漏水調査を業者に委託して実施しているが、この調査は無料で、担当者は身分証明書を携帯しており、家の中に上がり込むようなこともない」としている。
(7/31)
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=3334
|