2003年07月31日(木) 13時55分
子供がよく見るのは「子供用サイト」と「ゲームサイト」(japan.internet.com)
子供向けのポータルサイトで夏休み特集を
組んでいる ところもあるが、子供向けポータルの需要はどのくらいあるのだろうか。
インターネットコム株式会社 と
株式会社インフォプラント が行った子供向けポータルに関する大人の意識調査によると、ほとんどの子供がインターネットに接する機会を持ち、子供用の Web サイトなどを見ていることがわかった。また、大人は Web サイトをコンピュータや語学教育に教育に活用したいと考えており、それ以外のあらゆる分野でも活用できると考えている。
この調査は、20代から60代の、自宅でデスクトップ PC あるいはノート PC を利用している300人を対象に行ったもの。年齢層分布は20代:15%、30代:22%、40代:16%、50代:21%、60代:26%。
「身近に小中学生の子供がいる」と答えたのは131人で、「自分の子供」と答えたのは56人。他は「親戚の子供」(32人)、「友人の子供」(13人)、「兄弟姉妹」と「子供に関する職業についている」が各3人だったので、「自分の子供」以外の回答者も子供との距離はかなり近いと推測される。
「自分の子供」と答えたユーザーでは、94%が子供が「インターネットに接する機会がある」と答え、そのうちの79%が、子供が「Web サイトをよく見ている」と答えた。
また、「子供がよく見ている Web サイト」のトップは「子供用の Web サイト」(30人)と「ゲームサイト」(30人)で、「コンピュータ関連のサイト」(7人)と「音楽関連サイト」(7人)を大きく上回っている。
全体に対し、「子供の教育に Web サイトを活用する場合、どういうジャンルが考えられるか」聞いたところ、「コンピュータ教育」(227人)と「英語などの語学教育」(200人)が圧倒的に多かったが、「マナー。挨拶教育」(マンション管理員/63歳)、「絵画など芸術教育」(自営/42歳)、「すべてのジャンル」(自営業/60歳)などもあげられ、Web による教育に対し、かなり高い期待をもっているのがうかがえた。
以上のような結果から、子供用 Web サイトは親も子供も必要としており、今後「子供用の Web サイト」で面白い教育用コンテンツが充実していけば、両方満足するのではないだろうか。(
調査協力:
株式会社インフォプラント )
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