2003年07月30日(水) 19時40分
NEC、ウイルス感染やデータの盗聴を防止する新しいセキュリティ製品を発売(ZDNet)
NECは7月30日、サーバやパソコンのパッチ適用情報やハードウェア情報などを自動的に収集・一元管理することで、迅速にパッチを適用し、またイントラネットに不正に接続された機器を発見できるようにする「CapsSuite」を製品化し、販売を開始したと発表した。
CapsSuiteは、NEC社内のサイバーアタック対策システム「CAPS」で実証した、サーバやパソコンといったプラットフォーム製品のセキュリティ管理機能を汎用にパッケージ製品化したもの。パソコンのパッチ適用情報や、ハードウェア情報、ソフトウェア情報などを自動的に収集・一元管理し、パソコンに最新のパッチ適用するように指示する。また、イントラネットに接続されたサーバやパソコン、ネットワーク機器などの情報を、「エージェント機能」を活用して自律的に監視し、イントラネットへの接続が許可されていない機器を発見した場合管理者に通知する。NECは、動作確認を行ない社内に適用したパッチ情報を、ユーザ企業向けに修正した上で提供する。これにより、ユーザ企業は迅速かつ効率的にパッチを適用できるという。
CapsSuiteの価格は320万円からとなっており、出荷開始日は9月18日。NECは、今後3年間で50システムの販売を見込んでいる。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030730-00000035-zdn-sci