2003年07月29日(火) 20時54分
被害住民に調査結果説明 茨城の毒ガス問題で環境省(共同通信)
旧日本軍の毒ガス成分が原因とみられる茨城県神栖町の健康被害問題で、環境省は29日夜、汚染源特定のための調査結果を、神栖町で被害住民らに説明した。
環境省は5月末から、水質基準の450倍のヒ素が検出された井戸の近くをレーダー探査し、周辺25カ所を深さ約15メートルまでボーリング調査した。
その結果、汚染源は特定できなかったが、井戸近くに存在する可能性があると判断。8月以降、汚染源を絞り込むため、ボーリング地点を増やして再調査することを決めている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030729-00000161-kyodo-soci