2003年07月29日(火) 18時22分
大阪府、ロート製薬を指導 健康食品と薬がデザイン似る(共同通信)
大手医薬品メーカー「ロート製薬」(大阪市、山田邦雄社長)が販売する健康食品「フレックスパワープラス」のパッケージのデザインが同社の医薬品と似て紛らわしいとして、大阪府は29日、デザインを変更するよう行政指導した。
ロート製薬は指導に従い、デザインを変更するという。
府薬務課によると、ロート製薬は2001年、神経痛や関節痛などに効く「フレックスパワーEX錠」を医薬品として大阪府から承認を受けて販売。同社は02年、ひざや腰などの関節に悩みを持つ人のための健康食品「フレックスパワープラス」を通信販売したが、厚生労働省が医薬品の「EX錠」のデザインと似ていると指摘していた。
厚労省は「医薬品の範囲に関する基準」という指針で、容器やパッケージが医薬品と同じような印象を与えることを禁じている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030729-00000124-kyodo-soci