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国土交通省は25日、全国の国道や高速道路の橋脚に関して「耐震工事に問題がある」として行っていた安全性調査の中間まとめを発表した。超音波による検査が終わった計964の橋のうち、国道の142橋、高速道路の32橋の計174橋で耐震補強の時に取り付けた落橋防止装置のボルトの長さが足りない施工不良が見つかった。
大地震の際に橋脚から橋が落ちる可能性もあり、同省は施工業者のべ約110社に補修を命じた。今後、指名停止などの処分を行う。問題となった耐震工事と同じ工事は計2213橋で行われており、同省は残りの1249橋の調査を進め、秋までに結果をとりまとめ、対策をとる。
ボルトの長さ不良は昨年、岐阜県発注の工事で見つかり、その後、同省中部地方整備局管内の工事でも同様の欠陥が見つかったため、同省が2月から全国調査をしている。中間まとめでは、全部で2413本のボルトの長さが不足していた。(07/26 01:30)