2003年07月26日(土) 09時14分
輸入ミネラル水が復活 成分の多様性受ける(共同通信)
拡大するミネラルウオーター市場の中で、輸入品の伸びが目立つ。国産品の普及で一時の勢いを失っていたが復活、着実に成長を続けている。
大阪税関によると、国内市場に占める輸入品の数量シェアは1995年の30・5%をピークに下落、99年は15・5%まで落ちた。しかしその後は回復、2002年は19・2%となっている。
輸入品増加の背景には、国産品の主流である2リットル入り製品の市場が参入企業の増加で価格競争に陥っていることがある。
輸入品は500ミリリットル以下の製品が多く、安定した価格を維持している。高級感に加え、市場が小規模な時期から流通しているためブランドとしても定着している。日本の水とは違う多様性のある成分も魅力だ。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030726-00000050-kyodo-soci