2003年07月25日(金) 00時00分
クローン牛肉販売へ(朝日新聞・)
県畜産試験場(すさみ町見老津)で生まれた受精卵クローン牛の肉が近く、県内では初めて店頭に並ぶことになった。00年12月生まれのクローン牛県内第1号「くろしお号」。新宮市下田3丁目の下岡精肉店(下岡康秀社長)が通常価格のおよそ半値で試験的に販売する。
18日に新宮市食肉処理場で処理され、保健所の検査で「異常なし」と判断された。同試験場が「クローン牛」と表示して販売することを条件に販売先を探したところ、下岡精肉店が引き受けた。
同店では31日午前11時ごろから販売する予定。販売量は約120キロ。同試験場では残り半分を冷凍保存して、11月に和歌山市で開催される「和歌山県産品フェア」で来場者に試食してもらうという。
農水省によると、今年3月末時点で、全国で233頭のクローン牛が食肉用として処理、販売されているという。
(7/25)
http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=1459
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