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経済産業省は25日、卓越したコンピューター知識を持った高校生や専門学校生を発掘するコンテスト「セキュリティー甲子園」の8月開催を断念した。応募総数は予想を上回っていたが、「腕前が悪用され、コンピューターへの不正侵入などの犯罪を誘発する」といった抗議が相次いだため。経産省は名称はそのままにしつつ、内容をプログラムの開発コンテストに変え、来年度に開くことにしている。
計画では、20チームが会場に設置されたサーバーを防御しながら、相手サーバーに侵入する腕前を競い合う内容だった。ところが、学校の教師や専門家から「学校のセキュリティーが破られたら困る」「防衛庁がハッキングされたらどうするのか」などの抗議が相次いだ。経産省は「趣旨が誤解されたままでは、優勝した生徒が後ろ指をさされかねない」として開催を取りやめた。
(07/25 19:35)