2003年07月25日(金) 00時00分
AOLが契約者数水増しか (東京新聞)
【ニューヨーク25日共同】25日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは米インターネット接続最大手のアメリカ・オンライン(AOL)が、経営状態を示す重要指標であるネット接続サービスの契約者数を水増ししていた可能性があると報じた。
AOLの加入者数はピークだった昨年9月末時点の2670万人から2540万人に減少した。AOLが提携先企業に提供していた従業員向けの格安接続契約を整理したためで、同紙はこの部分が「水増し」に当たる可能性があると分析。AOL幹部は「契約者の質を洗い直した結果だ」と説明している。
同紙は、AOLがメディア大手旧タイム・ワーナーとの合併効果を外部に強調するため無理な契約者の確保策に迫られたのではないかと指摘している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030725/fls_____detail__078.shtml