2003年07月24日(木) 00時00分
マイクロソフト、また欠陥 ウィンドウズ付属ソフトに (中日新聞)
マイクロソフトは二十四日、ウィンドウズ98以降のほぼ全部のコンピューター向け基本ソフト(OS)などに含まれ、ゲームなどの際に利用される「ダイレクトX(エックス)」と呼ばれるプログラムに欠陥が見つかったと発表した。
欠陥の危険性(深刻度)は四段階のうち最高で早急な対応を必要とする「緊急」。同社はウェブサイトを通じて修正プログラムを公開、利用者に早急にパソコンに組み込むよう呼び掛けている。
同社によると、危険なプログラムを忍ばせた電子メールを開いたり、不正な情報を含む音楽(MIDI)ファイルを開くと攻撃を受け、メールや写真などパソコン内のファイルが読み取られたり、削除されるなどの危険がある。
マイクロソフトが欠陥情報を公表するのは今年に入って三十回目。うち「緊急」対応を要する情報の公表は十三回目。
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20030724/fls_____detail__047.shtml