2003年07月23日(水) 00時00分

全日空、９月から最大２４％値下げ 新幹線との競合路線で対抗 （東京新聞）

　全日本空輸は二十二日、東海道、山陽新幹線の「のぞみ」との競争が激しい羽田−大阪線の「シャトル往復運賃」、羽田−岡山、広島線の回数券「リピート４回」をそれぞれ九月搭乗分から値下げすると発表した。

　ＪＲ東海、西日本が品川駅開業に先立って新幹線回数券を値下げしたことに対抗する。日本航空グループも同様の対抗策を検討しており、航空と新幹線をめぐる競争が一層激化することになりそうだ。

　シャトル往復運賃は、「片道」当たり八百円値下げして一万三千七百円とし、「のぞみ指定席回数券」（六枚つづりの一枚分）よりも五十円安く設定した。

　また羽田−岡山、広島線のリピート４回はそれぞれ四千七百円（約２４％）、二千九百五十円（約１５％）値下げして一万五千円、一万七千円に設定、新幹線回数券よりも安くした。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030723/mng_____kei_____002.shtml