2003年07月23日(水) 21時29分
借り手に偽1万円札渡す 「金つくれ」とヤミ金業者(共同通信)
6月に大阪府の阪神高速道路の料金所などで相次いで使われた偽1万札は、ヤミ金業者が借り手に返済させるため「金をつくれ」と言って渡していたことが23日、大阪府警堺北署などの調べで分かった。
堺北署などは同日までに、偽造通貨交付容疑で大阪府岸和田市野田町、ヤミ金業者の上野顕容疑者(28)を、偽造通貨行使容疑で岸和田市下池田町、無職小野孝一容疑者(45)を逮捕した。
調べでは、小野容疑者は昨年12月ごろ、上野容疑者から3万円を借りたが返済できなかったため、上野容疑者は今年6月6日、小野容疑者に偽1万円札を70枚渡して「これで金をつくれ」と指示した疑い。
小野容疑者は同日午後8時半ごろ、大阪府堺市の阪神高速湾岸線三宝料金所で、料金700円を払う際に偽1万円札を使った疑い。(共同通信)
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