2003年07月22日(火) 09時23分
SCO、Linuxユーザー向けのライセンスプログラム発表(ZDNet)
米SCO Groupは7月21日、UNIXに関する自社の重要な著作権が認められたとして、Linuxを利用している企業がライセンス料を支払うことによって訴訟を回避できるプログラムを立ち上げると表明した。
SCOは、Linuxカーネル2.4以降を利用しているすべての企業向けに、Linuxのランタイム・バイナリの利用をサポートするライセンスを提供する計画だとしている。
同社はUNIX System Vソースコードのライセンス料を数週間以内に発表すると語った。
SCOの知的所有権部門SCOsourceの上級副社長兼ジェネラルマネジャー、クリス・ソンタグ氏は発表文の中で「2001年以来、商用Linuxの顧客は、SCOが所有するUNIXソフトの不正流用部分が含まれたソフトを購入し受け取ってきた。当社はこうした各社が、合法的かつきちんと料金を支払ってLinuxを利用できる選択肢を提供する」と述べている。(ZDNet)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000020-zdn-sci