2003年07月18日(金) 13時05分
「日栄」保証料は利息=「法を逸脱」と初判断−過払い金返還訴訟・最高裁(時事通信)
商工ローン大手「日栄」(現ロプロ、京都市)の融資をめぐり、不当に高い利息を取られたとして、連帯保証人の男性2人が同社に過払い金の返還を求めた訴訟の上告審判決が18日、最高裁第2小法廷(滝井繁男裁判長)であった。融資の条件として日栄の子会社に支払われた保証料を利息とみなすかどうかが争点だったが、同小法廷は「利息制限法を逸脱しており、みなし利息に当たる」との初判断を示し、日栄側の上告を棄却。利息計算を見直すため審理を東京高裁に差し戻した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030718-00000745-jij-soci