2003年07月18日(金) 13時22分
覚えない電話使用料請求の相談急増(山形新聞)
利用した覚えのない、電話の番組使用料を請求されたという相談が15日から17日にかけて、県消費生活センターに61件が寄せられた。山形、酒田など各市の消費生活センターと合わせると、相談件数は95件に上る。
支払い期日を今月18日と指定しており、同センターは短期間で集中的に詐欺行為を働こうとしている人物の仕業とみて、身に覚えがなければ請求には応じないよう、呼び掛けている。
請求書には、出会い系サイトと思われる番組名が記載され、今年4月から6月までの3カ月間に利用した料金が未納になっているとして、振込先が指定されている。「期日の7月18日を過ぎた場合には、法律上の手続きを講じざるをえない」として、一万数千円を一人一人金額を変えて請求している。
同センターには、これまでにも同様の相談が寄せられていたが、一人一人の請求額が違うケースは初めてということで、「面倒に巻き込まれるなら払ってしまおうなどとは考えず、身に覚えのない請求は応じないよう冷静に対処して欲しい」とアドバイスしている。
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20030718/0000018819.html