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松下電器産業は16日、携帯電話を使って、家電製品や警報装置が操作できるホームネットワーク家電システム「くらしネット」を国内で初めて開発したと発表した。9月1日からシステムに対応した家電4品目と警報装置を近畿2府4県で試験販売する。来年度中に本格的な全国販売を始める。
対象の家電はエアコン、オーブンレンジ、洗濯機、冷蔵庫。「くらしネット」は、ADSL(非対称デジタル加入者線)などブロードバンドとつながった情報コントロール端末「くらしステーション」が無線通信で家電や警報装置を制御する。携帯電話からインターネット経由で松下の「くらし環境情報センター」のサーバに接続してパスワードを入力すれば、外出先からエアコンの電源をつけたり、冷蔵庫の設定温度を監視できる。また、警報装置が侵入者などを感知すると、あらかじめ登録した電話に異常を通報する。
警報装置システムで18万2000円(工事費別)、家電製品はそれぞれエアコン27万円、冷蔵庫29万5000円、洗濯機17万円、オーブンレンジ9万円。サービスの入会金1000円、ネット家電の基本利用料金は月額500円など。ADSLへの加入は別途費用が必要となる。【井出晋平】
[毎日新聞7月16日] ( 2003-07-16-20:43 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20030717k0000m020061002c.html