2003年07月15日(火) 06時18分
札幌市バス客乗せ速度違反 運転手停職処分、公表せず(共同通信)
札幌市営バスの運転手が、バスに乗客を乗せたまま約20キロのスピードオーバーをして、北海道警に速度違反で反則切符を切られていたことが15日、分かった。
バスには客が数名乗っていたがけがはなかった。同市は「乗客の目の前で警察の取り締まりを受けたことは前代未聞」として、運転手を3日間の停職処分としたが、公表基準に達していないとして公表していなかった。
同市交通局によると、この運転手は2001年7月13日午後5時前、札幌市内の路線バスを運転中、指定速度が時速40キロなのに時速63キロで走行した。取り締まり中の警察官に見つかり、運転手はスピード違反で反則切符を切られた。運転手はその後もバスの運転を続けていた。
運転手は交通局の聴取に「客から到着時間を聞かれるなど、せかされた」と速度違反の理由を話したという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030715-00000021-kyodo-soci