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UFJ銀行が闇金融業者が融資金を回収するために利用したとみられる東京都内の72支店の計166口座を強制解約していたことが分かった。
今年3月、闇金融問題に取り組む弁護士から指摘を受けて調査。東京都台東区内の賃貸オフィスが住所地になっている口座が多数存在し、さらに本人確認に使われた健康保険証の被保険者番号が実在しないことが分かった。
同行は、口座の名義人確認のため、来店を求める文書を送ったが、返答がなかったことから、架空口座と判断し、5月に計166口座を解約した。
いずれの口座にも多数の個人から入金があるほか、まとまって引き出されるなど、闇金融業者が利用した可能性が高いとみられる。解約した口座の預金は同行が保管している。
解約後に、支店には「殺すぞ」などと脅迫めいた電話が約20件あったという。
[毎日新聞7月15日] ( 2003-07-15-21:26 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030716k0000m040136000c.html