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この団体は14日、支援室に対し、虚偽の記載の部分を削除した規約をファクスで送付した。支援室はこれを受け、規約改正の事実確認を急ぐと同時に、今後の募金活動を注視する方針だ。
この団体は、東京都新宿区に本部を置き、都内の繁華街を中心に活動。政府関係者によると「内閣官房と関連がある」「内閣官房の支援室に毎月、活動報告をしている」などと説明、支援室職員の名刺のコピーを見せて、寄付金を集めているという。支援室は「政府とは一切関係がない」と強調している。
また、この団体は、寄付金の振込先として基金名義の郵便振替口座を指定。日本郵政公社によると、基金名義で郵便振替口座を開設するには、規約や定款の提出が必要で、規約が虚偽のものであれば、有印私文書偽造に当たる。
支援室は「把握しているだけで、4、5団体が同種の募金活動をしているが、政府がこれらの各種団体を認可、指導したり、募金を受け取ることはない」と注意を呼び掛けている。
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