2003年07月14日(月) 20時47分
土谷被告に死刑求刑、オウムで14人目(読売新聞)
サリン生成の中心人物として地下鉄サリンなど7事件に関与し、殺人罪などに問われた元オウム真理教幹部・土谷正実被告(38)の論告求刑公判は、14日午後も東京地裁(服部悟裁判長)で続いた。検察側は「豊富な専門知識を利用して化学兵器を次々と作り、無差別大量殺りく事件を引き起こした姿は、悪魔に魂を売り渡した殺人化学者そのもの」と述べ、死刑を求刑した。
一連のオウム真理教事件で死刑求刑は14人目。起訴された189人の被告の中では最後の論告求刑となった。9月18日の弁護側の最終弁論で結審し、年度内に判決が言い渡される見通し。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030714-00000205-yom-soci