2003年07月13日(日) 12時18分
携帯で講義の要点チェック、ネットで復習…立大導入へ(読売新聞)
大学の講義中に、学生が「これは大切だ」と思った場面で、携帯電話に「重要」と記録しておくと、後でその場面の映像をパソコンで簡単に見返せるシステムを、立教大が今年度後期から試験的に導入する。
インターネット技術を授業などに活用する立大の「バーチャルキャンパス」事業の一環。有効性が確かめられれば、来年度から可能な限りの科目に導入する。
このシステムは東京ガスの子会社「ティージー情報ネットワーク」が開発し、立大に初めて納入した。
講義は大学側が最初から録画している。学生はインターネットに接続できる携帯電話を使いながら聴講する。教員の説明が重要だと思う場面では「重要」、わかりにくければ「分かりにくい」などのメニューを携帯電話で選ぶ。
講義の開始時刻をもとに、学生の選んだ時刻は同社のコンピューターに個人別に記録され、後でパソコンを使ってウェブサイトで指示すると、学生が希望した場面の映像が再生される。
自宅のパソコンからも視聴することができ、講義中には理解できなかった説明を何度でも見直せる利点がある。講義の最初から通して視聴することも可能だ。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030713-00000501-yom-soci