2003年07月13日(日) 06時56分
県青年司法書士会が24時間ヤミ金相談 熊本市(熊本日日新聞)
 電話でヤミ金などの相談に応じる司法書士ら=県司法書士会館 | | |
県青年司法書士会(中山二郎会長、八十人)は十一、十二の両日、二十四時間クレジット・サラ金・ヤミ金無料被害者相談会を熊本市大江四丁目の県司法書士会館で開いた。
同会は毎週木曜午後六時から二時間、無料相談会を開いているが、この時間に来られない人のために年一回、二十四時間相談会を開いている。
相談は電話と面接で十一日午後三時から受け付け。三十五人の司法書士が五班に分かれて交代で相談に応じた。
十二日午後三時までに訪問が二十一件、電話相談が五十件あり、中には借りてもいない借金の利息として、十五万円を払うよう要求された「から貸し」の相談もあった。
同会の稲本信広副会長は「不況を反映して、事業の失敗や給与カットが原因で借金した人の相談が目立った。ヤミ金は違法行為なので支払わないようアドバイスした」と話していた。
http://kumanichi.com/news/local/main/200307/20030713000053.htm