2003年07月11日(金) 00時00分
国保税額通知ミス 町田市(朝日新聞・)
町田市が4日に発送した今年度の国民健康保険税納税通知書の一部に誤りがあり、795人に総額1536万円を余分に課税していたことがわかった。原因はコンピューターのプログラムミス。市は対象者に謝罪と訂正の手紙を出し、すでに1年分の国保税を全額納めた市民には差額を返す。
市によると、65歳以上の公的年金などの受給者の場合、所得から万円を控除すべきなのに、控除せずに税額を算定したという。その結果、平均1万6119円、最高5万8100円分を余計に納めるよう通知した。
地方税法改正に伴い、今年度から公的年金などの受給者の控除額が変わったが、民間に作成を委託したコンピューターのプログラムが、正しく設定されていなかった。
市民から「納税額が多すぎる」といった照会が相次ぎ、市が調査した結果、誤りがわかった。
同市の場合、国保税は1年分を一括して納めるか、7月から2月まで8回に分けて納める。口座振替の450人については、引き落とし日の今月末までに修正する。
岡部優・市民部長は「市民のみなさまにご迷惑をかけ、申し訳ない。プログラムのテストをより入念に再発防止に努めたい」と話している。
(7/11)
http://mytown.asahi.com/tama/news02.asp?kiji=2615
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