2003年07月11日(金) 17時52分
会員から預かり証を回収 刑事告訴見越し証拠隠滅か(共同通信)
投資団体「プレイスブライドG」(プレG)による巨額詐欺事件で、プレGが昨年、出資契約を結んだ会員に発行する「預かり証」を回収していたことが11日、警視庁生活経済課の調べで分かった。
プレGはこの時期すでに自転車操業状態で、生活経済課は元代表の舘花健逸容疑者(54)らが、破たんによって被害者から刑事告訴される可能性があるとして、事前に証拠隠滅を図ったとみている。
調べでは、プレGは投資と引き換えに会員に「預かり証」を発行していたが、これが契約を証明する唯一の書類だった。
昨年9月ごろ、全会員に「マルチ商法の経験者は不良会員。除名して罰金を取る」と一方的に通告。「不良会員でない証しに預かり証を返せ」と迫ったという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030711-00000171-kyodo-soci