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「上位免許へのチャレンジ」との上司の号令のもと、静岡県警の警察官が勤務時間中に大型免許を取得していたなどとして、同県警監察課は11日、元東部運転免許センター所長の警視(56)ら警察官12人と職員9人の計21人を処分した。
このうち所長ら2人は地方公務員法違反(職務専念義務違反、信用失墜行為)で減給10分の1(1カ月)などの懲戒処分を受けた。
調べでは97〜02年にかけ、所長と前任の所長の奨励で同運転免許センターに所属する警察官らが勤務時間中に試験車を使って技能練習を行い、一般受験者の試験後に受験して大型免許などを取得していたという。前任の所長は退職しており、処分対象にはならなかった。受験費用は自己負担。同課の内部調査では「採点に手心を加えたことはなかった」という。
受験は「警察官として免許業務を深く理解するためだった」(同課)といい、問題発覚後に取得者全員が本人の申請で免許を取り消したという。
(07/11 20:47)