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落ち込みが続くビールと発泡酒の合計では7・7%減と、現在の形で統計を取り始めた1992年以来、最大のマイナス幅を記録。消費の頭打ち傾向が鮮明となったことで、ビール各社は一層の収益強化策を迫られそうだ。
発泡酒は、増税前の4月にまとめ買いの動きが広がったが、その反動で5−6月の落ち込みが大きかった。各社は増税による買い控えや、価格の安い低アルコール飲料へのシフトなどが要因とみている。
ビールと発泡酒を合計した上半期の出荷量は、303万3492キロリットル。アサヒビールは出荷量7・7%減だったが、シェア(占有率)は39・3%へ上がり、上半期としては2年連続の首位。キリンビールは出荷量7・2%減、シェアは35・8%で2位だった。
サッポロビールはシェアが14・1%から13・3%へ下がり、10・9%に上昇したサントリーとの差が縮小。オリオンビール(沖縄)は0・8%だった。