2003年07月10日(木) 21時31分
特定商取引法違反の装身具会社社長、起訴事実認める−−徳島地裁 /徳島(毎日新聞)
女性販売員を使って若い男性を呼び出し、高級指輪などの購入契約を迫ったとして特定商取引法違反の罪に問われている兵庫県尼崎市田能、装身具販売会社社長、山脇千香被告(32)に対する初公判が9日、徳島地裁(岡田信裁判官)であり、山脇被告は起訴事実を全面的に認めた。
起訴状によると、山脇被告は同社の販売員と共謀して3月9日、電話で呼び出した徳島市内の男子大学生(21)に強い口調で高級指輪などの購入契約を迫ったほか、02年9月〜03年3月、同様に同市内や愛媛県新居浜市などで計10回、装身具を購入するよう強引に契約を迫った。
検察側は冒頭陳述で「売り上げを伸ばすために違法な販売方法と認識しながら販売員と共謀した」と動機を指摘した。
【津島史人】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030710-00000005-mai-l36