2003年07月08日(火) 11時48分
マイクロソフト独禁法訴訟、マサチューセッツ州が和解違反調査(ロイター)
[ワシントン 7日 ロイター] 米マイクロソフト<MSFT.O>の反トラスト法(独占禁止法)違反訴訟で、唯一訴訟を継続しているマサチューセッツ州は、マイクロソフトの和解違反の可能性について調査を進めていることを連邦裁判事に文書で伝えた。
昨年11月に成立した反トラスト法訴訟の和解には、コンピューターメーカーがマイクロソフト以外のソフトを搭載するコンピューターを自由に販売できる環境を整えることが盛り込まれていた。
裁判所のホームページに掲載された文書によると、マサチューセッツ州は、マイクロソフトが、無償基本ソフト(OS)「リナックス」の販売を促進したメーカーに対して、報復措置を講じなかったどうかなどを調査しているという。
マイクロソフトのコメントはとれていない。(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030708-00000237-reu-bus_all