2003年07月05日(土) 00時00分
総務省を5社共同で提訴へ 接続料上げ不当と新電電 (東京新聞)
KDDI、日本テレコムなど新電電5社は5日までに、総務省がNTT接続料の値上げを認可したのは不当として、同省を相手に行政訴訟を起こす方向で最終調整に入った。細部を早急に詰め、17日に5社の共同記者会見を開いて発表する見通し。大手通信事業者が監督官庁の総務省を訴えるのは極めて異例。
新電電は接続料問題に限らず、最近の政策が「NTT寄り」にシフトしてきているとの懸念を強めており「通信政策の在り方を根本から問うものにしたい」(新電電首脳)としている。
訴訟に踏み切る見通しなのは、KDDI、日本テレコム、パワードコム、ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)IDC、フュージョン・コミュニケーションズの5社。各社は首脳陣による会合などを重ねて準備を進めており、連名またはそれぞれが同様の訴訟を東京地裁に起こす案などが検討されている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030705/fls_____detail__059.shtml