2003年07月05日(土) 18時07分
知らぬ女性に「ぼく、ぼく」、詐欺容疑などで2人逮捕(読売新聞)
徳島東署は5日までに、見知らぬ女性に電話して知人だと思わせ、「愛人契約を結べば金を振り込む」などと金をだまし取ったとして、男2人を詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。
捕まったのは、京都市伏見区深草、自称婦人雑貨販売西川晋(35)と、奈良県大淀町土田、同安沢功(46)の両容疑者。
調べでは、安沢容疑者は6月初旬、面識のない徳島市の30歳代の女性の勤務先に電話をかけ、「ぼく、ぼく」などと言って知人になりすまし、病院副院長だと称した西川容疑者に同市内のホテルで2人きりで会わせた。西川容疑者は「愛人契約を結べば月30万円振り込む」などと偽って、女性から暗証番号を聞き出し、キャッシュカードをだまし取ったうえ、大阪市内の現金預け払い機(ATM)から、約400万円を引き出した疑い。また、昨年6月中旬にも同様の手口で徳島県南部の20歳代の女性の口座から約40万円を引き出した疑い。
安沢容疑者は京都、大阪など西日本中心に14府県で約200件の同様の犯行を重ねたと供述、同署は被害総額が数億円に上ると見て、裏付け捜査を進めている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030705-00000312-yom-soci